50代・60代からの婚活。
プロフィールは「第一印象」を左右するとても大切な第一歩です。
年齢を重ねたからこそ出せる誠実さや安心感――それをきちんと伝えることで、同じような価値観のパートナーとの出会いがぐっと近づきます。
なぜ“自己紹介文”が重要なのか
婚活のプロフィールでは、年齢・居住地・職業などの定量情報のほかに、「人柄」「価値観」「ライフスタイル」を伝える“自己紹介文”が非常に重要です。
特にシニア世代では、若いときのような“華やかさ”よりも、安定感、誠実さ、生活のイメージのしやすさが評価されます。
経験・価値観・ライフスタイルを言葉で丁寧に伝えられるプロフィールは、「この人なら安心して付き合える/一緒に暮らせるかも」と思ってもらいやすくなります。
シニア世代に合ったプロフィール作成の基本ルール
- 敬語ベースで、でも固すぎない言葉遣い — 誠実さを伝えつつ、親しみやすさも意識。
- ポジティブな表現で書き始める — ネガティブな動機や自虐表現は避ける。
- 具体的・生活感のある内容を書く — 趣味、休日の過ごし方、価値観、将来のイメージなど。
- お相手への条件や希望は必要以上に細かく書かない — 条件ばかり並べると、それだけでハードルが高く見える可能性も。
- 読みやすさを意識する — あまり長くなりすぎず、スマホで見て読み切れる分量が理想。
入れておきたい「必須項目」
以下のような内容をバランスよく含めることで、読む人にイメージを持ってもらいやすくなります。
- 簡単な挨拶・始まりの言葉
例:「はじめまして。プロフィールを見てくださり、ありがとうございます。」など - 性格・人柄
・周りから言われること、性格の特徴
・どんな雰囲気の人か(穏やか、落ち着きがある、人付き合いが穏やか、誠実、聞き上手、家庭的、など) - 趣味・休日の過ごし方・ライフスタイル
ただ「映画鑑賞」が好き、ではなく、「最近はミステリー小説を読むのが好きで、週末は近所の図書館に行きます」など、具体性があると効果的 - どんな関係・暮らしを望んでいるか
結婚や再婚、パートナーとしての時間の過ごし方、価値観の共有、生活スタイルなど - 相手への思いや姿勢
「ゆっくりお互いを知りたい」「尊重し合える関係を大切にしたい」といった言葉で、柔らかく希望を書く - 趣味や将来のビジョン(希望)
たとえば「週末は散歩や温泉に行きたい」「静かで穏やかな暮らしを大切にしたい」など、生活イメージが湧きやすいもの
好印象につながる自己紹介文の例
以下は、シニア世代向けに調整した、好印象の自己紹介文サンプルです
50代男性向け
はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
都内近郊で会社員をしています。友人や家族からは「穏やかで安心感がある」とよく言われ、落ち着いた時間を大切にする性格です。
休日は、スポーツ観戦をしたり、食べ歩きを楽しんだりしています。最近は週末に簡単な手料理を作って、のんびり家で過ごす時間が好きです。
私は、お互いを尊重し、気楽で安心できる関係を一緒に築きたいと思っています。無理せず、自然体で、ゆっくり未来のことを考えられる方と出会えたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
50代女性向け
はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
〇〇市近郊に住んでおり、会社勤めと家事を両立しています。周囲からは「優しく、穏やかな雰囲気」と言っていただくことが多く、落ち着いた暮らしを大切にしています。
休日は、趣味の読書やフィットネスで軽く運動したり、友人とお茶をしてゆったり過ごすことが好きです。また、季節の移り変わりを感じる散歩も心地よい時間です。
将来は、お互いを思いやり、穏やかで和やかな時間を共有できる方と出会いたいと願っています。まずは気軽にお話から、ゆっくり仲を深めていけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
60代男性向け
初めまして。プロフィールをお読みいただき、ありがとうございます。
定年退職後は趣味の山歩きや読書を楽しんでいます。家族や友人からは「落ち着きがあり、聞き上手」と言われることが多く、穏やかな暮らしを好みます。
週末は近くの山道を散策したり、カフェで読書を楽しんだり。自然や静かな時間を大切にしています。
人生の経験を大切にしながら、尊重し合える関係を築きたいと思います。お互いのペースを大切にし、気楽にお話できる方との出会いを希望しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
60代女性向け
はじめまして。プロフィールをご覧くださりありがとうございます。
〇〇県在住。退職後は趣味のガーデニングや映画鑑賞を楽しんでいます。周囲からは「穏やかで優しい」と言われることが多く、安心感のある毎日を大切にしています。
休日は庭の手入れをしたり、昔から好きな映画・ドラマをゆっくり見たり。時々、散歩や友人とのランチで気分転換します。
将来は、お互いを尊重し、笑顔と安心感のある関係を一緒に築ける方と出会いたいと思います。まずは気軽なお付き合いから、少しずつ信頼を深めていけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
このように、自分の人柄・生活スタイル・価値観・将来の希望をバランスよく伝えることで、読み手が「この人とならうまくやっていけそう」と感じやすくなります。
NGな書き方と、その改善ポイント
避けたほうがよい、ありがちなNGパターンと、その改善方法を整理します。
- 短すぎる・内容が薄すぎる — 「よろしくお願いします」だけ、はアイスブレイクになりません。
- ネガティブ/自虐的な表現 — 「出会いがなくて…」「自分なんて…」などは、相手に不安やマイナスの印象を与えやすい。
- 条件や希望ばかりを書く — 「年収」「資産」「年齢」「条件○○以上」などを前面に出すと、どうしても“条件重視”な印象になりがち。
- あまりにも抽象的・漠然としている — 「趣味は映画」「好きな人は優しい人」だけでは、個性や生活感が伝わりません。
- 長すぎる・読みにくい文章 — ダラダラと書きすぎて、読むのに疲れてしまう。スマホでの閲覧を考え、ほどよい分量に。
もし今のプロフィールが当てはまりそうなら、一度見直す価値があります。
さらに魅力を高める+αのコツ
「基本+必須項目」でしっかり書いた上で、以下のような“プラスの工夫”を加えると、より印象が強くなります。
- 具体的なエピソードを入れる — 「趣味は旅行」ではなく、「去年は◯◯温泉に行って紅葉を楽しみました」など、リアルな経験を書くと話のきっかけになります。
- 価値観や人生観をさりげなく入れる — たとえば「誠実」「お互いに支え合う」「穏やかな暮らしを大切に」など、自分が大事にしていること。
- 読み手が共感しやすいキーワードを使う — 「安心」「穏やか」「穏やかな時間」「気配り」「家庭的」「自然」「ゆったりペース」など、同世代やシニアを意識したワード。
- 柔らかさと誠実さのバランス — 丁寧すぎず、かといって軽すぎず。「まずは友人から」「お互いにゆっくり知り合いたい」といった、自然なペースを感じさせる言葉を入れるのがおすすめです。
テンプレート:使いやすい自己紹介文のひな形
以下は、必要項目と構成を意識した、シニア世代向けプロフィールの基本テンプレートです。
ご自身の情報を当てはめて、調整してお使いください。
はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。 (居住地や職業などの簡単な紹介) 例:「◯◯県在住/定年後は週3〜4日、◯◯の仕事をしています」 私の性格は、(性格の特徴)です。周囲からは「〜〜」と言われることが多く、穏やかで落ち着いた時間を大切にしています。 休日は、(趣味・休日の過ごし方)を楽しんでいます。たとえば、(具体的なエピソード)や、(最近興味を持っていること)などです。 将来は、(将来の希望や理想の暮らし)を大切に、(どんなパートナーとどんな生活を送りたいか)を一緒に考えられる方と出会いたいと思っています。 まずはお互いをゆっくり知り合うところから、少しずつ関係を築いていけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。
このひな形をベースに、あなた自身の言葉・エピソード・価値観を乗せてみてください。
少しの工夫で、プロフィールの印象は大きく変わります。
婚活プロフィールは、ただ書けばいいというものではありません。
特にシニア世代では、「これまでの人生経験」「今の暮らし方」「将来への思い」をしっかり伝えることで、信頼感や安心感を伝えられます。
今回ご紹介したポイントを参考に、あなたらしさと 誠実さ を大切にした自己紹介文を作ってみてください。
そして、素敵な出会いにつなげてください。
自己紹介文と写真、そのバランスの重要性
婚活では、テキスト情報(プロフィール文)だけでなく、写真も非常に重要です。
ある調査によると、多くの人が異性を選ぶ際に写真を重視しており、紹介文よりも「写真が良ければ会ってみよう」と判断する人もいます。
また、プロフィール写真においては「清潔感」「自然な笑顔」「顔がはっきり見えていること」が基本。
そのため、「どんな人か」を伝える文章だけでなく、「会ったときの印象」を補う写真にもきちんと配慮することで、安心感や信頼感を高めやすくなります。
年代・性別別:プロフィール例文
上の例文はあくまでひとつの参考です。
ご自身の暮らし・趣味・価値観を反映させて、より自然な文章にアレンジしてみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 趣味がない/特に趣味らしいことをしていない場合はどう書けばいい?
A. 「趣味」の代わりに「好きな時間の過ごし方」や「性格・価値観」を中心に書くのがおすすめです。
たとえば「週末は家で読書をしたり、静かに過ごす時間が好きです」「季節の移り変わりを感じる散歩が好きです」など。
“派手”な趣味でなくても、人となりや生活感は伝わります。
Q. 年収や資産など条件ばかり書いたほうがいい?
A. 条件やスペックばかりを並べるのはおすすめしません。
特にシニア世代では、「安心感」や「信頼感」「一緒にいて落ち着けるか」が重視されやすいため、条件より“人柄”や“価値観”を書いたほうがマッチング率が上がりやすいです。
Q. 自分の過去(離婚歴、家族構成など)を書くべき?
A. 適度に触れるのは悪くありませんが、初回のプロフィールであまり詳しく書きすぎると重たい印象になる場合があります。
まずは「現在の自分」「これからの望み」「性格・価値観」を中心に。
やりとりが進んでから状況を共有する — という“段階的な開示”が安全かつおすすめです。
Q. 文章はどれくらいの長さが適切?
A. 長すぎず短すぎず、必要な情報が伝わるバランスが大切です。
スマホで見やすく、読み切れるように、縦に5〜8行〜多くて10行前後のコンパクトな内容が目安。
興味を引けるように、簡潔で読みやすい構成を意識しましょう。
プロフィール写真の選び方・撮り方のコツ
文章と同じくらい重要なのが“写真”。
婚活サイトやアプリでは、第一印象の9割以上を写真で決める人も多く、「写真が良ければ会ってみよう」と考える人も少なくありません。
📷 写真を選ぶときのポイント
- 顔がはっきり写っている — メイン写真は、マスクなし・サングラスなし・顔がブレていないもの。
- 自然な笑顔 — 笑顔は安心感と親しみやすさを与えます。硬い表情は避けましょう。
- 清潔感ある服装・背景 — アイロンのかかったシャツや落ち着いた服装、背景はシンプルな壁や自然の中など。ごちゃごちゃした背景や汚れた部屋は避ける。
- 自然光 or 明るい照明 — 暗すぎる、逆光、影が濃い写真は印象が下がりやすいため、できれば日中の自然光を使うのがおすすめ。
- サブ写真で生活感・趣味を伝える — 全身写真、趣味を楽しんでいる写真、旅行先や趣味の道具と一緒の写真など。文章で書いた内容と矛盾しないように。
- 盛りすぎず、自然な印象を大切に — 過剰なフィルターや修正、自撮りの極端な角度は避け、実物に近い自然な写りを心がける。
📷 写真撮影の実践的なコツ
- 自然光の下で、壁や公園など背景が落ち着いた場所で撮る
- カメラは目の高さにする/顔を正面に向ける
- 少し距離をとって、顔〜上半身が自然に写る構図にする
- 笑顔を自然にするために、リラックスして深呼吸する/直前に軽く体を動かすなどして自然な表情を心がける
- サブ写真には「趣味」「日常」「全身」が伝わる複数の写真を入れる
自己紹介文と写真を両立させるコツ
文章と写真でギャップがあると、「実際に会ったときのイメージと違うかも…」と不安に思われることがあります。以下の点に気をつけると安心感が高まり、好印象につながりやすいです。
- 内容と写真の整合性をチェック — たとえば「読書好き」「庭いじりが趣味」と書いているなら、本や庭の写真、静かな風景の写真をサブに入れるなど。
- 写真は“あなたらしさ”を映す — 無理に若作りせず、実年齢や雰囲気を活かした自然体の服装や表情に。
- “会ってみたい”と思わせる雰囲気づくり — 優しさ・誠実さ・安心感が伝わるような文章と写真のトーンを揃える。
- プロフィール全体を通じて一貫性を保つ — 趣味・価値観・将来の希望などが矛盾しないように。
まとめ
シニア世代の婚活では、プロフィールは「あなたらしさ」「安心感」「これからの暮らしのイメージ」を伝える重要なツールです。
自己紹介文と写真、それぞれに工夫を凝らすことで、読む/見る人に「会ってみたい」と思ってもらえる確率が高まります。
今回ご紹介した例文や写真のコツを参考に、ぜひご自身の言葉と雰囲気でプロフィールを整えてみてください。
そして、第一歩を自信をもって踏み出してみましょう。

